- 2026年9月18日
【書評】『決算書 本当の有望株がわかる 無敵の先読み術』を読んでみた|財務三表から投資先を見抜く力をつける本
どうも、たぬきんです。 株式投資をしていると、 「この会社、業績は良さそうだけど本当に財務は大丈夫?」 ……

どうも、たぬきんです。
投資や資産形成について調べていると、一度は名前を目にする本があります。
それが、
『金持ち父さん 貧乏父さん』
です。
お金の本としては超有名。
「人生観が変わった」
「もっと早く読めばよかった」
という評価も多く、資産形成を始める人におすすめされる定番本のひとつです。
実際、公開レビューでもかなり高く評価されていて、hontoでは600件以上のレビューがあり、平均評価は4.3となっています。
僕も投資や副業、FIREについて考えるようになったので、
「そこまで有名なら一度読んでみよう」
と思って読んでみました。
ただ、読み終わった感想はというと……
もちろん、
「読む価値がない本」
と言いたいわけではありません。
書いてある考え方には納得できる部分もあります。
ただ、
「これだけ有名な本なら、お金や投資についてもっと具体的なことが学べるのでは?」
と期待して読んだ僕にとっては、少し物足りなかったというのが率直な感想です。
今回は、なぜ僕にはそこまで刺さらなかったのかを正直に書いてみます。
ロバート・キヨサキ氏の『金持ち父さん 貧乏父さん』は、
「お金のために働くのではなく、お金に働いてもらう」
という考え方を中心に、お金や資産についての考え方を紹介する本です。
代表的なのが、
資産と負債を区別する
という考え方。
簡単に言えば、
お金を生んでくれるものを増やし、
お金が出ていくものばかり増やさない。
そして、
給料だけに頼るのではなく、
などから収入を得られる状態を作ろう、という内容です。
この考え方自体は、僕もかなり共感します。
僕自身も会社員として働きながら投資や副業をしているので、
「給料以外からお金が入る仕組みを作る」
という考え方には納得できます。
ではなぜ、
「そこまでためにならなかった」
と感じたのか。
大きく3つあります。
一番大きかったのはこれです。
本書で繰り返し出てくるのは、
資産を買う
負債を増やさない
お金に働いてもらう
金融リテラシーを身につける
といった考え方です。
もちろん、とても大切です。
ただ僕の場合、すでに投資を始めていて、
株や投資信託などを通じて、
「労働収入だけではなく資産から収入を作る」
という考え方をある程度知った状態で読みました。
そのため、
「なるほど!」
というより、
「うん、それはそうだよな」
という場面が多かったです。
他のレビューでも、お金や投資の知識がある人には「基本的なことが中心」と感じる可能性が指摘されています。
逆に言えば、
投資も副業もまだ何も始めていない人
が最初に読むと、印象はかなり違うと思います。
僕が一番物足りなかったのはここです。
本を読んで、
「資産を持つことが大切」
というのは分かります。
でも僕が知りたかったのは、その次。
たとえば、
「会社員なら最初に何をすればいい?」
「月3万円投資できるならどうする?」
「株と投資信託ならどちらから始める?」
「副業なら何からやる?」
「資産を増やす具体的な順番は?」
といった、
実際の行動に落とし込む部分
です。
ところが、この本はどちらかというと、
具体的な投資マニュアルではなく、お金に対する考え方を変える本
です。
公開されている別のレビューでも、「具体的な投資商品や運用方法を知りたい人には、別の本で補う必要がある」と評価されています。
ここは、本の良し悪しというより、
僕が期待していた内容と違った
という方が正しいと思います。
もうひとつ感じたのが、
「これ、日本でそのまま真似できるのかな?」
という点です。
本書の舞台は基本的にアメリカです。
特に不動産投資や税金、ビジネスを取り巻く環境は、日本とは違います。
しかも原著はかなり前に書かれた本。
改訂版になっているとはいえ、考え方のベース自体は昔からのものです。
他のレビューでも、
「具体例が古い」
「現代でそのまま真似するのは難しい」
という指摘があります。
「資産を増やそう」という基本的な考え方は今でも使えます。
ただ、
具体的な方法までそのまま日本で実践する本ではない
と思って読んだ方がいいでしょう。
ここまで少し厳しめに書きましたが、
もちろん納得できた部分もあります。
特に、
自分がお金のために働き続けるだけではなく、お金にも働いてもらう
という考え方です。
これは資産形成をするうえでかなり大切だと思います。
仮に毎月働いて給料をもらっても、
全部使ってしまえば資産は増えません。
一方、
給料の一部を株や投資信託などへ回せば、
少しずつ、
自分以外にもお金が働いてくれる状態
を作れます。
僕自身が投資を続けているのも、この考え方に近いです。
なので、
本書の根本的な考え方そのものを否定しているわけではありません。
もしかすると、これが一番の原因かもしれません。
『金持ち父さん 貧乏父さん』はあまりにも有名です。
投資系YouTubeでも紹介される。
ブログでも紹介される。
SNSでも、
「人生が変わった本」
のように紹介されます。
だから僕も、
「読んだらものすごい知識が手に入るのでは?」
と勝手に期待してしまいました。
その状態で読むと、
思ったより普通のことが書いてある
という感想になってしまいました。
実際、この本を「考え方を変える入門書」と評価しながらも、「実務の具体性は十分ではない」とするレビューもあります。
僕にはそこまで刺さりませんでしたが、
これからお金の勉強を始める人
なら、話は変わります。
特に、
「貯金することがお金を貯める唯一の方法だと思っている」
「投資をしたことがない」
「資産と負債について考えたことがない」
「会社員として働く以外の収入源を考えたことがない」
という人なら、最初の一冊として面白いと思います。
この本の強みは、
細かい金融知識というより、
「お金に対する考え方を変えるきっかけ」
を作ってくれるところです。
実際、高評価レビューでは「お金の見方が変わった」「もっと早く読みたかった」という感想が多く見られます。
僕と同じように、
という人なら、
新しく得られる知識は少ないかもしれません。
僕の場合はまさにこれでした。
「資産を持とう」
と言われても、
もうやってるんだよな……
となってしまいました(笑)
『金持ち父さん 貧乏父さん』を、
投資方法を教えてくれる本
として買うと、期待外れになる可能性があります。
でも、
「お金についての考え方を学ぶ本」
として読むなら評価は変わると思います。
つまり、
くらいの感覚です。
タイトルにも、
「アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」
とあります。
そう考えると、
「具体性がない」
というのも、ある意味では当然なのかもしれません。
僕個人の評価をつけるなら、
くらいです。
「全然ダメだった」
というわけではありません。
ただ、
有名さから期待したほど、新しい発見はなかった
という評価です。
良かったところは、
資産を増やすという基本的な考え方を非常に分かりやすく伝えていること。
微妙だったところは、
具体的な投資方法まで知りたい人には物足りないこと。
です。
『金持ち父さん 貧乏父さん』は、世界的に有名なお金の本です。
実際、レビュー全体では高く評価されています。
だからこそ僕も期待して読みました。
でも感想は、
でした。
理由は、
すでに知っている基本的な話が多かったこと。
具体的な投資方法が少なかったこと。
アメリカの事例を日本でそのまま使うのは難しいと感じたこと。
です。
ただし、
「給料をもらって貯金することしか考えたことがない」
という人には、お金に対する考え方を変えるきっかけになるかもしれません。
僕の場合は、
「もっと早い段階で読んでいたら評価が違ったかも」
という本でした。
有名な本だからといって、
必ず自分に刺さるわけではない。
だからレビューも、
「絶対おすすめ!」
だけではなく、
読んでみて合わなかったところも正直に書いていきたい
と思います。

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