- 2026年9月10日
『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んだ正直な感想|有名だけど、僕にはあまり刺さらなかった
どうも、たぬきんです。 投資や資産形成について調べていると、一度は名前を目にする本があります。 それが、 ……

どうも、たぬきんです。
今回は、
『努力の地図』
を読んでみました。
この本は、
「これを読めば成功できます」
とか、
「この方法を実践すれば問題は解決します」
というタイプの本ではありません。
僕が読んで感じたのは、
自分はいま、なぜ行き詰まっているのか。
次に何を考えるべきなのか。
目標達成までのどの段階にいるのか。
そういったことを、
体系的かつ客観的に整理するための本
だということです。
頑張っているのに成果が出ないとき。
何を変えればいいのかわからないとき。
そんなときに、
自分の現在地を確認するための、
まさに**「地図」のような一冊**だと思いました。
努力という言葉は、
かなり曖昧です。
長時間やる。
毎日続ける。
諦めない。
とにかく数をこなす。
全部、
努力と呼ばれます。
だから成果が出ないと、
つい、
「まだ努力が足りないのかな」
と思ってしまいます。
でも、
本当に足りないのは、
量なのでしょうか。
この本では、
努力をいくつかの構造に分けて、
どこに問題があるのかを整理できるようにしてくれます。
この本で特に印象に残ったのが、
努力を、
4階建ての構造
として考えるところです。
下から、
量の努力
質の努力
設計の努力
選択の努力
に分かれています。
| 階層 | 努力の種類 | 考えること |
|---|---|---|
| 上の階 | 選択の努力 | そもそも、どの目標に挑戦するべきか |
| 中の階 | 設計の努力 | その目標に向けて、どんな仕組みを作るか |
| 下の階 | 質の努力 | やったことから何を学び、どう改善するか |
| 土台 | 量の努力 | いかにして必要な量をこなすか |
図にすると、
選択の努力
どの目標に挑戦する?
↑
設計の努力
どういう仕組みで進む?
↑
質の努力
やったことから何を学ぶ?
↑
量の努力
まず必要な量をこなす
というイメージです。
この考え方が面白いのは、
成果が出ないときに、
「もっとやる」以外の選択肢が見えてくること
です。
例えば、
十分な量をこなしているのに、
同じ失敗を繰り返している。
なら、
必要なのは、
質の努力
かもしれません。
毎日頑張っているけれど、
やり方そのものが非効率。
なら、
設計の努力
を見直す必要があるかもしれません。
さらに、
そもそも、
その目標を追い続けるべきなのか。
という話なら、
選択の努力
まで戻る必要があります。
ここは、
かなり大事だと思います。
この本を読んだからといって、
急に成功できるわけではありません。
問題が自動的に解決するわけでもありません。
「あなたはこれをやれば成功します」
と答えを出してくれる本でもありません。
その代わり、
自分がどこで詰まっているのかを考えるための枠組み
を与えてくれます。
例えば、
成果が出ない
↓
量は足りている?
↓
やったことから学べている?
↓
仕組みは合っている?
↓
そもそも、その目標を選ぶべき?
というように、
順番に整理できます。
つまり、
この本がくれるのは、
答えではなく「考えるための地図」
なんだと思います。
この本では、
努力が成果につながるまでのプロセスを、
9つの神話
という形でも整理しています。
ここでいう神話は、
僕の理解では、
人それぞれが持っている、
「努力とはこういうものだ」
という思い込みに近いものだと思います。
例えば、
「努力すれば必ず報われる」
という考え方。
逆に、
「結局は運で決まる」
という考え方。
どちらも、
ある面では正しいのかもしれません。
ただ、
その考え方だけで物事を見ると、
今の状況を冷静に見られなくなることもあります。
この本を読むことで、
自分が、
努力について何を信じているのか
を一度外から見ることができます。
さらにこの本では、
努力の結果として得られるものを、
2×2のマトリクス
で整理しています。
努力の結果というと、
つい、
合格。
昇進。
売上。
収入。
目標達成。
といった、
分かりやすい成果だけを考えがちです。
でも実際には、
その過程で、
知識が増えた。
技術が身についた。
自分の向き不向きがわかった。
人とのつながりができた。
ということもあります。
つまり、
目標を達成できなかったからといって、努力のすべてが無駄だったとは限らない
ということです。
これも、
努力を少し客観的に見るための考え方だと思いました。
僕がこの本で一番いいと思ったのは、
自分の中で「成功とはこういうものだ」と無意識に決めつけていたことに気づけるところ
です。
僕自身、
どこかで、
「必要な努力をすれば、いつか成功できる」
と思っていました。
もちろん、
努力は大事です。
でも、
この本を読むと、
成功には、
努力だけではなく、
運も関わってくる
ということに気づかされます。
タイミング。
環境。
人との出会い。
偶然。
自分ではコントロールできないものも、
結果には影響します。
だから、
努力したのに結果が出なかったからといって、
すべてを、
「自分の努力不足だった」
と考える必要はないのかもしれません。
もう一つ、
自分の中にあった思い込みが、
成功は外から与えられるもの
という考え方です。
例えば、
合格する。
昇進する。
収入が増える。
有名になる。
目標を達成する。
こういった、
誰が見ても分かる結果を、
成功だと思っていました。
でも、
この本を読むと、
それだけではないと気づきます。
例えば、
目標には届かなかった。
でも、
「ここまでやり切れた」
という達成感がある。
以前はできなかったことが、
できるようになった。
自分なりに、
納得できるところまで進めた。
それも、
一つの成功と考えることができます。
努力して、
予定どおり結果を出す人。
努力しても、
運が味方せず、
目標に届かない人。
偶然のきっかけから、
思いもしなかった道が開ける人。
途中で、
「そもそも目指す場所が違った」
と気づく人。
外から見れば成功していても、
本人には達成感がないこともあります。
逆に、
外から見れば大きな成果がなくても、
本人にとっては、
ものすごく意味のある経験だった、
ということもあります。
つまり、
成功にも、成功までのプロセスにも、多様な形がある。
このことに気づけるのが、
僕にとって、
この本の一番面白いところでした。
この本を読むまでは、
成功というものを、
どこか、
一つの形で見ていた気がします。
目標を立てる。
努力する。
達成する。
これが、
成功までのきれいな一本道。
でも、
実際の人生は、
そんなに単純ではありません。
努力しても届かないこともある。
運よく道が開けることもある。
目標そのものが変わることもある。
結果ではなく、
その過程に意味を感じることもある。
そうやって、
成功を見る視野を広げてくれること
が、
この本の魅力だと思います。
僕の場合、
ブログ運営にもかなり当てはまりました。
最近、
Google AdSenseに、
8回目も落ちました。
今までは、
落ちる。
↓
記事を増やす。
↓
文字数を増やす。
↓
また申請する。
という流れを繰り返していました。
今考えると、
ずっと、
量の努力
を増やしていたわけです。
でも、
8回落ちたことで、
さすがに、
「量の問題じゃないかもしれない」
と思うようになりました。
今必要なのは、
記事の内容を改善する、
質の努力。
カテゴリやサイト構造を考える、
設計の努力。
そもそも、
何を軸にブログを書くのか考える、
選択の努力。
なのかもしれません。
この本を読んだことで、
「もっと記事を書く」
ではなく、
「自分はいま、どの階を見直すべきなんだろう」
と考えられるようになりました。
ここも、
この本を読んだあとだと、
少し見方が変わります。
AdSenseに8回落ちた。
結果だけ見れば、
もちろん、
まだ目標は達成できていません。
でも、
ブログを書き続けたことで、
投資や経済について調べる習慣がついた。
文章を書くことにも慣れた。
自分の考えを整理する機会も増えた。
失敗そのものも、
記事のネタになった(笑)
そう考えると、
「AdSenseに受からない=ブログをやった意味がない」
ではありません。
目標達成だけでなく、
そこまでの過程で得たものも、
ちゃんと見ることができる。
これも、
この本を読んで感じたことです。
この本は、
「努力したくない人に努力させる本」
というより、
すでに頑張っている人が、
自分の努力や成功の捉え方を整理するための本
だと思います。
特に、
頑張っているのに成果が出ない。
同じことを続けていていいのかわからない。
次に何を変えればいいのかわからない。
目標までどの段階にいるのかわからない。
という人には、
かなり読みやすいと思います。
例えば、
という人。
特に、
「もっと頑張ればいいのか、それとも考え方ややり方を変えるべきなのか」
で迷っている人には、
一度読んでみてほしいです。
『努力の地図』は、
成功する方法を教えてくれる本ではありません。
読めば問題が解決する本でもありません。
でも、
なぜ自分はいま行き詰まっているのか。
次の手立ては何なのか。
自分はいま、目標達成までのどの段階にいるのか。
そういったことを、
体系的に整理する手助けをしてくれます。
努力を、
量。
質。
設計。
選択。
に分ける。
さらに、
努力に対する思い込みや、
努力の結果についても整理する。
そして、
自分が「成功とはこういうもの」と無意識に決めつけていたことに気づく。
努力すれば、
必ず成功できるわけではない。
そこには、
運もある。
外から見える結果だけが、
成功でもない。
自分の中に残った達成感や成長も、
成功と考えることができる。
そうやって、
成功とそこに至るまでのプロセスには、いろいろな形がある
と気づかせてくれます。
だからこの本は、
「成功するための答えを教えてくれる本」ではなく、「努力と成功について、自分がどんな地図を持っているのかを確認する本」
なんだと思います。
頑張っているけれど、
どこかで行き詰まっている。
何を変えればいいのかわからない。
あるいは、
「そもそも自分にとって成功って何なんだろう?」
と思ったことがある。
そんな人には、
一度読んでみてほしい一冊です。
突然ですが、最後にガイ先生の名言を紹介します。


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