日経平均が一時3,000円超下落!日本株は本当に暴落したのか?

日経平均が一時3,000円超下落!日本株は本当に暴落したのか?

どうも、たぬきんです。

今日、株価を見て驚いた人も多いのではないでしょうか。

2026年11月4日の日経平均株価は、一時3,000円を超える下落となりました。

安値は60,030円。

6万円割れ目前まで売られる場面がありました。

ただし、その後はかなり値を戻し、終値は

62,188円63銭

前営業日比では、

893円23銭安、1.42%下落

で取引を終えています。

「日経平均が一時3,000円安」

という数字だけを見ると、

「日本株が大暴落した!」

と思ってしまいそうです。

でも、今回の値動きを詳しく見てみると、

少し違った景色が見えてきます。

今回は、

「日経平均が3,000円下がった=日本企業全体が暴落したのか?」

について考えてみたいと思います。

なぜ日経平均はここまで下がったのか?

今回、大きく売られたのは、

AI・半導体関連株

でした。

米国の中間選挙を巡って民主党優勢が伝わる中、市場ではAI関連企業への規制強化や、AIデータセンター投資への逆風を警戒する見方が広がりました。

その結果、

アドバンテスト
東京エレクトロン
ソフトバンクグループ

など、日経平均への影響が大きいAI・半導体関連株を中心に売りが加速しました。

市場では先物を絡めて売りが膨らみ、日経平均は一時3,000円以上下落。

ただ、その後は押し目買いや買い戻しも入り、終値では下落幅を893円まで縮めています。

つまり、

1日中ずっと3,000円安だったわけではありません。

むしろ今日の相場は、

「一気に売られたあと、一気に戻した」

かなり荒い値動きだったと言えそうです。

それでも「日本株全部が暴落した」わけではない

ここが今回、一番面白いところです。

日経平均は日本を代表する株価指数ですが、

日本の上場企業すべてを均等に反映している指数ではありません。

日経平均は、東京証券取引所プライム市場の中から選ばれた225銘柄を使って計算する「株価平均型」の指数です。

そして現在の日経平均を見ると、

特定の大型株の影響がかなり大きくなっています。

11月4日時点の構成比を見ると、

アドバンテスト
約11.99%

ファーストリテイリング
約10.07%

東京エレクトロン
約7.86%

ソフトバンクグループ
約5.55%

となっています。

なんと、

この上位4社だけで、

日経平均の3割以上

を占めています。

つまり、

これらの銘柄が大きく動けば、

日経平均も大きく動きやすいということです。

今日の下落の大部分は「技術株」

さらに今日の値動きを見ると、もっと分かりやすいです。

11月4日の日経平均は、

893円安

でした。

そのうち、「技術」セクターの寄与度は、

マイナス755円

でした。

単純に見ると、

今日の日経平均の下落のかなりの部分を、

半導体などを含む技術株が押し下げた

ことになります。

逆に「消費」セクターは、

プラス91円

の寄与でした。

つまり、

「日経平均が900円近く下がった」

というニュースだけを見ると、

日本株全部が売られたように感じます。

でも実際には、

上がっている分野もありました。

アドバンテスト1社の影響が大きすぎる

さらに驚いたのが、

アドバンテストです。

前場の段階では、

アドバンテスト1社だけで、

日経平均を約601円押し下げた

と報じられています。

1社です。

日経平均は225社で構成されていますが、

1社の値動きだけで600円ほど動くことがある。

これはかなり大きいと思います。

もちろん、

アドバンテストが重要な企業であることに変わりはありません。

ただ、

「日経平均が600円下がった」

というニュースと、

「日本企業全体の価値が同じように下がった」

という話は、

必ずしも同じではないということです。

「日経平均=日本株」だと思っていた

正直なところ、

僕もニュースを見ると、

日経平均が上がったら、

「今日は日本株が強いんだな」

日経平均が下がったら、

「今日は日本株が弱いんだな」

くらいに考えていました。

もちろん大きな方向を見る指標としては便利です。

ただ、

今回のようにAI・半導体株が大きく動く局面では、

日経平均だけを見ると、

実際の市場以上に「暴落している」ように感じることもあるのかもしれません。

11月4日は日経平均構成225銘柄のうち、

上昇73銘柄
下落150銘柄
変わらず2銘柄

でした。

確かに下落銘柄の方が多いので、

「何も下がっていない」という話ではありません。

東証プライム市場全体でも値下がり銘柄は1,000社を超えました。

でも、

指数の下落幅=すべての銘柄が同じだけ下がった

わけではありません。

ここは投資をするうえで覚えておきたいところだと思いました。

FIREを目指していると「暴落」という言葉が怖い

僕は45歳でFIREすることを目標に資産形成しています。

だから、

「日経平均3,000円安」

「株価暴落」

といったニュースを見ると、

やっぱり気になります。

FIRE後は、

資産そのものが生活の基盤になるからです。

例えば、

FIRE直後に株式市場が大きく下落してしまったらどうするのか。

資産が30%下がったら?

40%下がったら?

そんなことも考えてしまいます。

でも今回の相場を見て思ったのは、

ニュースの数字だけで慌てないことも大事

ということです。

「日経平均3,000円安」

という見出しだけを見るのではなく、

なぜ下がったのか。

どの銘柄が下げたのか。

市場全体が下がっているのか。

一部の大型株が指数を大きく押し下げているのか。

そこまで見るだけでも、

だいぶ印象が変わります。

だからこそ分散投資が大事なのかもしれない

今回の相場は、

分散投資について改めて考えるきっかけにもなりました。

もし自分の資産が、

AI関連株だけ。

半導体株だけ。

日本株だけ。

だったら、

今回のようなニュースが出たとき、

かなり大きく資産が動く可能性があります。

一方で、

日本株
米国株
全世界株
現金
債券

などに分散していれば、

一つのテーマが崩れたときの影響を小さくできる可能性があります。

もちろん、

分散すれば絶対に損をしないわけではありません。

世界同時株安になれば、

いろいろな資産が同時に下がることもあります。

それでも、

一つの企業や一つのテーマに人生を賭けない

という意味では、

FIREを目指す人にとって分散はかなり重要なのではないかと思います。

僕は暴落時にどうしたいか

今回の日経平均は、

結局終値では1.42%安でした。

一時3,000円以上下落したことを考えると、

かなり戻しています。

もし安値付近で怖くなって売っていたら、

その日のうちにかなり戻していたことになります。

こういう動きを完璧に予想するのは、

僕には無理です。

だから、

「暴落したら全部売る」

「底値を当てて買う」

という投資はしたくありません。

僕が目指したいのは、

相場が大きく動いても、

生活に困らない状態です。

FIRE後も、

生活費のすべてを株式売却に頼らなくていいように、

ある程度の現金を持つ。

収入源をいくつか作る。

相場が悪いときは、

無理に資産を売らなくてもいい状態にする。

その方が、

FIRE生活を長く続けるには重要なのではないかと思っています。

日経平均が下がったら「何が下がった?」まで見る

これからはニュースで、

「日経平均1,000円安!」

と出ても、

数字だけで判断しないようにしたいと思います。

日経平均は非常に重要な指数です。

でも、

日経平均=日本企業すべて

ではありません。

特に現在は、

AIや半導体関連の一部大型株が指数に与える影響がかなり大きくなっています。

今回も、

日経平均の下落893円に対して、

技術セクターだけで755円のマイナス寄与となりました。

だからこそ、

「日本株暴落!」

で終わるのではなく、

何が下がったのか?

まで見る癖をつけたいと思います。

まとめ:FIREするなら「指数の数字」に振り回されない

2026年11月4日。

日経平均は一時3,000円以上下落し、

6万円割れ目前まで下がりました。

しかし終値では、

893円安の62,188円

まで戻しています。

そして今回の下落では、

AI・半導体関連株の影響が非常に大きくなっていました。

日経平均が暴落したから、

日本企業すべてが同じように暴落したわけではありません。

投資をしていると、

どうしても大きな数字や「暴落」という言葉に目が行きます。

でもFIREを目指すなら、

短期の値動きに振り回されるより、

暴落しても生活できる資産配分を作る方が大切だと思っています。

僕が目指しているのは、

株価が上がり続けないと成立しないFIREではありません。

株価が下がっても、

焦って売らなくてもいい。

生活を変えなくてもいい。

そんな状態を作ってから、

45歳FIREを迎えたい。

今日の相場を見て、

改めてそう思いました。

私がこの記事を書いたよ!

たぬきん

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