【2026年版】フィジカルAI関連の日本株TOP10|業績・配当・成長性を120点満点で採点してみた

【2026年版】フィジカルAI関連の日本株TOP10|業績・配当・成長性を120点満点で採点してみた

どうも。たぬきんです。

生成AIの次の成長テーマとして、「フィジカルAI」という分野をよく耳にするようになりました。

どうも調べたところ下記のような分野だということです。

AIが現実世界を認識し、考え、ロボットや機械を実際に動かす技術

これまでの生成AIが、

「文章を書く」
「画像を作る」
「質問に答える」

といったデジタル空間中心だったのに対して、フィジカルAIは、

見る

考える

実際に動く

ところまでAIが担当するとのこと。

そして、この分野では日本企業にもかなりチャンスがあるとのこと。

日本は、

産業ロボット
センサー
サーボモーター
減速機
精密部品
物流自動化

といった、

「AIに身体を与える技術」

に強いようです。

この分野のこと、私気になります!

ということで、今回は、日本のフィジカルAI関連株10社を、これまで使ってきた企業評価8項目に、

⑨フィジカルAI成長性
⑩フィジカルAI事業直結度

を追加し、

120点満点

で採点してみました。


今回の10項目

評価項目満点
① 売上・成長性10
② EPS15
③ 収益力10
④ 財務健全性15
⑤ キャッシュフロー10
⑥ 配当実績20
⑦ 配当余力10
⑧ 配当利回り10
⑨ フィジカルAI成長性10
⑩ フィジカルAI事業直結度10
合計120

ポイントは、

「AI関連っぽいから高得点」にはしていない

ことです。

現在の業績や財務、配当まで含めて採点しています。

そのため、将来性が非常に高くても現在の利益や配当が弱ければ順位は下がります。


フィジカルAI日本株TOP10

順位銘柄コード総合点
1位ファナック6954105点
2位ダイフク6383104点
3位キーエンス6861103点
4位富士通6702102点
5位ナブテスコ626893点
6位安川電機650692点
7位川崎重工業701286点
8位THK648179点
9位オムロン664578点
10位ハーモニック・ドライブ・システムズ632472点

※順位は総合点のみで決定しています。テーマ性だけを評価したランキングではありません。


1位 ファナック〈6954〉105点

今回の総合1位はファナックです。

フィジカルAIとの相性はかなり分かりやすいです。

ファナックの主力は、

産業ロボット
FA
CNC
モーション制御

など。

つまりAIが判断したことを、

実際の工場で動作として実行する側

です。

2026年7月には富士通とのフィジカルAI分野での事業検討開始を発表。

さらにNVIDIAの技術も活用し、産業分野でのフィジカルAI実装を進めるとしています。

業績・財務が強いうえ、

フィジカルAIへの直結度も高い。

今回の採点方式では最もバランスのいい会社と評価しました。

注目ポイント

「フィジカルAIが普及すればロボット需要そのものが増える」

という、非常に分かりやすい恩恵があります。


2位 ダイフク〈6383〉104点

2位は物流自動化のダイフク

フィジカルAIというとヒューマノイドロボットを想像しがちですが、

実際に早く普及しそうなのは、

工場や物流倉庫の自動化

だと思っています。

荷物を認識する。

AIが行き先を判断する。

自動搬送設備が運ぶ。

これもフィジカルAIです。

ダイフク自身も2026年度の重点施策として、

AIやロボティクスへの経営資源の積極投入

を掲げています。

さらに、人手不足を背景として製造・流通業の省人化・自動化需要も堅調と説明しています。

注目ポイント

AIロボットの「夢」ではなく、

すでに存在する自動化需要から利益を得られる

ところが強みです。


3位 キーエンス〈6861〉103点

3位はキーエンス

フィジカルAIに必要なのはロボットだけではありません。

ロボットが動く前に、

現実世界を正確に認識する

必要があります。

ここで重要になるのが、

センサー
画像処理
測定
検査

です。

つまりキーエンスは、

フィジカルAIの「目」

になれる会社です。

そして何より本業が強い。

2026年3月期は売上高約1兆1,693億円、営業利益約5,958億円、営業利益率51.0%、自己資本比率94.6%という非常に高い収益性・財務体質です。

注目ポイント

弱点は配当利回り。

そのため今回の「配当も評価する採点」では点を落としますが、

会社の質そのものはTOPクラス

だと思っています。


4位 富士通〈6702〉102点

富士通は少し立ち位置が違います。

ロボットの身体ではなく、

AIの頭脳・システム側

です。

ファナックとの協業では、NVIDIA技術も使いながら、産業分野でフィジカルAIを実装していく方向が示されています。

フィジカルAIが広がるほど、

1台のロボットだけではなく、

工場全体をAIで制御する仕組み

が重要になります。

そこに富士通のチャンスがあると考えています。


5位 ナブテスコ〈6268〉93点

5位からは少し面白くなります。

ナブテスコが強いのは、

ロボット関節に使われる精密減速機

です。

AIがどれだけ賢くても、

ロボットの腕や脚を正確に動かせなければ意味がありません。

ナブテスコ自身も、2026年公開の統合報告書で、

「フィジカルAI時代における取り組み」

を取り上げています。

注目ポイント

総合点では5位ですが、

フィジカルAIの部品需要を狙う“ツルハシ銘柄”としてかなり注目しています。

ロボットメーカーがどこに勝つか分からなくても、

ロボット台数自体が増えれば部品メーカーには恩恵が出る可能性があります。


6位 安川電機〈6506〉92点

6位は安川電機。

産業ロボットのMOTOMANだけでなく、

サーボモーターやモーション制御

に強い会社です。

ロボットの、

「動く」

部分そのもの。

そのためフィジカルAI事業への直結度はかなり高く評価しています。

注目ポイント

総合順位は6位ですが、

「フィジカルAI本命株は?」と聞かれたら候補に入れたい会社です。

今回は直近業績や配当を含む120点評価なので、この順位になっています。


7位 川崎重工業〈7012〉86点

川崎重工も、フィジカルAIをかなり明確に打ち出しています。

2026年のIR資料では、

「AIが変えるロボットの未来」

を掲げ、フィジカルAIによってロボット自身が状況判断し、動きを最適化する未来を示しています。

さらにFOXCONNやNVIDIAとの取り組みも掲載されています。

注目ポイント

ロボットだけを見るとかなり面白いですが、

会社全体では航空宇宙、防衛、エネルギーなど事業が幅広いため、

「純粋なフィジカルAI株」としては少し薄まります。

その代わり複数テーマを持てるのが強みです。


8位 THK〈6481〉79点

8位はTHK。

LMガイドなど、

機械を正確に動かすための直動部品

が強みです。

フィジカルAIが普及し、

工場設備やロボットが増えれば、

こうした精密部品の需要拡大も期待できます。

注目ポイント

総合79点で順位は低めですが、

業績回復+フィジカルAI需要

という組み合わせになれば、評価が大きく変わる可能性があります。


9位 オムロン〈6645〉78点

オムロンは、

センサー
画像認識
制御
FA

を持っています。

フィジカルAIとの事業相性自体は悪くありません。

ただ今回は、

現在の収益力

を重視した結果、9位になりました。

注目ポイント

本業の収益性が戻ってくれば、

フィジカルAI×業績回復株

として再評価できる可能性があります。


10位 ハーモニック・ドライブ〈6324〉72点

そして10位。

ただ、この銘柄は順位だけを見てほしくありません。

ハーモニック・ドライブはAI・ヒューマノイドロボット向けの精密減速機にかなり直接関係しています。

同社は、AIロボットの、

上腕

ロボットハンド

などへの製品採用を想定。

さらに欧米のほぼすべてのAIロボットメーカーから引き合いがあり、複数企業との取引もすでに始まっているとしています。

注目ポイント

総合点は10位。でもフィジカルAI事業直結度ではトップクラス。

なぜ点数が低いのかというと、

現在の利益
配当
利回り

などで点を落としているからです。

つまり、

「現在の業績を評価するランキングでは10位」

ですが、

「フィジカルAIが本格普及した場合の大化け候補」

としては注目しています。


まとめ

120点満点で採点した結果、

1位 ファナック 105点
2位 ダイフク 104点
3位 キーエンス 103点
4位 富士通 102点
5位 ナブテスコ 93点
6位 安川電機 92点
7位 川崎重工 86点
8位 THK 79点
9位 オムロン 78点
10位 ハーモニック・ドライブ 72点

となりました。

ただし、このランキングで伝えたいのは、

順位=将来の株価上昇率ではない

ということ。

高得点の会社は、

現在の業績+財務+配当+AI成長性

のバランスがいい会社です。

一方で、

ハーモニック・ドライブ
THK
ナブテスコ

のような企業は、

フィジカルAI市場が本格的に立ち上がったときの業績変化が大きい可能性

があります。

僕としては、

安定して狙うならファナック・ダイフク・キーエンス。

フィジカルAIの成長に賭けるならナブテスコ・安川電機・ハーモニック・ドライブ。

という見方をしています。

※本記事の点数・順位は独自基準によるもので、将来の株価上昇を保証するものではありません。投資判断は最新の決算・株価・企業資料を確認したうえでご自身で行ってください。

私がこの記事を書いたよ!

たぬきん

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