高配当投資、2026年10月から始めるなら?8項目で選んだ割安日本株10銘柄

高配当投資、2026年10月から始めるなら?8項目で選んだ割安日本株10銘柄

どうも、たぬきんです。

今回は、

「2026年10月から高配当株投資を始めるなら、どんな日本株を選ぶか?」

を考えてみました。

高配当株というと、

毎度のことですが、「配当利回りが高い銘柄を買えばいい」

というわけではなく、

配当利回りが高くても、

業績が悪化している。

借金が多い。

配当性向が高すぎる。

減配を繰り返している。

という会社なら、長期保有には向かない可能性があります。

そこで今回も、以前から使っている8項目・100点満点で評価。

さらに、

PER・PBR・現在株価

も見ながら、

「業績や配当が比較的しっかりしていて、今の株価にも割安感がある」

と考えた10銘柄を選びました。

株価・配当利回りなどは、原則2026年10月15日終値時点です。


今回使う8つの評価項目

評価方法はこちら。

評価項目配点
① 売上・収益の安定性、成長性10点
② EPSの安定性、成長性15点
③ 収益力10点
④ 財務健全性15点
⑤ キャッシュフロー創出力10点
⑥ 配当実績20点
⑦ 配当余力10点
⑧ 予想配当利回り10点
合計100点

今回は、この点数だけではなく、

PER・PBRが極端に高くないか

も確認しています。

なので、

「配当利回りランキング上位10社」

ではありません。

むしろ、

高配当+財務+業績+割安感

のバランスを重視しています。


先に結論|今回選んだ10銘柄

僕の今回のスクリーニングでは、こうなりました。

順位銘柄スコア株価予想利回りPERPBR割安感
1大和ハウス工業89点2,203円4.04%10.2倍0.94倍◎
2積水ハウス88点3,394円4.27%9.8倍0.98倍◎
3三菱HCキャピタル87点1,314.5円3.88%11.8倍0.94倍◎
4NTT86点173.3円3.12%14.3倍1.42倍○
5オリックス85点5,721円3.27%11.6倍1.31倍○
6キヤノン84点4,771円3.35%約11.6倍約1.14倍○
7MS&AD83点5,017円3.39%17.1倍1.08倍○
8INPEX82点3,639円3.08%8.3倍0.83倍◎
9ホンダ76点1,776円3.94%17.2倍0.56倍◎
10AGC74点5,468円約3.84%約15倍約0.8倍◎

大和ハウスは10月15日時点でPER約10.2倍、PBR0.94倍、予想配当利回り4.04%。積水ハウスもPER約9.8倍、PBR0.98倍、利回り4.27%と、今回の条件ではかなり目につく水準でした。株探

三菱HCキャピタルは1,314.5円、予想配当51円で利回り3.88%、PER11.79倍、PBR0.94倍。NTTも173.3円で予想利回り3.12%です。Yahoo!ファイナンス

オリックスは5,721円、利回り3.27%、PER11.6倍。MS&ADは5,017円、予想配当170円で利回り約3.39%です。株探

INPEXは3,639円でPER8.3倍、PBR0.83倍。ホンダは1,776円でPBR0.56倍、予想利回り3.94%と、数字上の割安感がかなり目立ちます。Yahoo!ファイナンス

キヤノンは10月15日終値4,771円、予想配当160円で利回り約3.35%。AGCは5,468円で配当利回り約3.84%、PBR約0.8倍です。野村証券クォート


1位 大和ハウス工業

今回、一番バランスがいいと感じたのが大和ハウス工業です。

2026年10月15日の株価は、

2,203円。

予想配当は89円で、

配当利回り4.04%。

さらに、

PER10.2倍
PBR0.94倍

です。株探

個人的に特に評価したいのが配当実績。

2021年3月期116円、2022年126円、2023年130円、2024年143円、2025年150円と、長期的には配当を引き上げてきました。配当性向も2026年3月期で30.9%と余裕があります。Yahoo!ファイナンス

12か月の株価目安

僕なら、

2,350~2,550円程度

を一つの目安にします。

現在の2,203円から考えると、

配当を受け取りながら、株価の戻りも期待できる位置だと考えました。

ただし、住宅市況や金利上昇はリスクです。


2位 積水ハウス

こちらもかなり魅力的です。

株価は、

3,394円。

予想配当145円。

配当利回りは、

4.27%。

さらに、

PER9.8倍
PBR0.98倍。

PBR1倍割れです。株探

年初来高値は3,832円なので、現在株価は高値から約11%下の水準です。

配当も2026年1月期144円、2027年1月期は145円予想。配当性向は約40%です。Yahoo!ファイナンス

12か月の株価目安

3,600~3,900円

くらい。

個人的には、

高配当+PER10倍以下+PBR1倍前後

という組み合わせがかなり好きです。


3位 三菱HCキャピタル

高配当株では定番になっている銘柄です。

株価は、

1,314.5円。

予想配当51円。

利回りは、

3.88%。

PER11.79倍、PBR0.94倍です。Yahoo!ファイナンス

さらに2026年3月期の配当性向は40.7%。Yahoo!ファイナンス

金融株なので負債を見るときは一般企業と同じ見方はできませんが、配当実績と収益力を含めると、長期の高配当投資では候補に入れやすいと思います。

12か月の株価目安

1,400~1,500円

程度。

個人的には今回の10銘柄の中でも、

かなり「高配当投資らしい銘柄」

だと思っています。


4位 NTT

NTTは派手さはありません。

でも高配当株では、

派手さがないことがむしろメリット

だと思っています。

株価は、

173.3円。

予想配当5.4円。

予想利回りは、

3.12%。

PER14.3倍、PBR1.42倍です。株探

配当は調整後ベースで、

2024年5.10円
2025年5.20円
2026年5.30円
2027年予想5.40円

と少しずつ増えています。Yahoo!ファイナンス

12か月の株価目安

180~195円

程度。

大きな値上がりを狙うというより、

配当をもらいながら長く持つ候補

という位置づけです。


5位 オリックス

僕が今回かなり評価したのがオリックスです。

株価は、

5,721円。

予想配当187.36円。

利回りは、

3.27%。

PER11.6倍、PBR1.31倍です。株探

配当は、

2022年85.60円
2023年85.60円
2024年98.60円
2025年120.01円
2026年156.10円
2027年187.36円予想

と大きく伸びています。

2026年3月期の配当性向も39%です。Yahoo!ファイナンス

12か月の株価目安

5,900~6,300円

程度。

事業がかなり分散されているのも、高配当投資ではメリットだと思います。


6位 キヤノン

キヤノンも高配当株としてかなり面白い水準です。

10月15日の終値は、

4,771円。

年間配当予想は160円。

利回りは、

約3.35%。

PERは約11~12倍程度です。野村証券クォート

2024年155円から、2025年160円、2026年も160円予想。

配当性向も40%台です。Yahoo!ファイナンス

12か月の株価目安

4,800~5,200円

程度。

爆発的な値上がりというより、

配当+緩やかな株価上昇

を狙うイメージです。


7位 MS&AD

保険株からはMS&ADを選びました。

株価は、

5,017円。

予想配当170円。

配当利回りは、

約3.39%。

PBRは1.08倍です。Yahoo!ファイナンス

配当も、

2025年145円
2026年160円
2027年170円予想

と増えています。

配当性向は46.6%。Yahoo!ファイナンス

12か月の株価目安

5,100~5,600円

程度。

自然災害による保険金支払いなどで利益がぶれる点は注意したいですが、配当成長力は魅力です。


8位 INPEX

数字だけなら、

かなり割安に見える銘柄

です。

株価は、

3,639円。

PERは、

8.3倍。

PBRは、

0.83倍。

年間配当112円で、利回りは約3.08%です。Yahoo!ファイナンス

配当性向も直近実績で30.2%。Yahoo!ファイナンス

12か月の株価目安

3,700~4,100円

程度。

ただしINPEXは原油価格の影響をかなり受けます。

つまり、

安いから安全

ではありません。

原油価格が大きく下落すれば、業績も株価も下がりやすいので、資源株として考える必要があります。


9位 ホンダ

ホンダは今回、

「割安さ」という意味ではかなり目立つ

銘柄です。

株価は、

1,776円。

配当利回りは、

3.94%。

そしてPBRは、

0.56倍。株探

かなり低いです。

一方で2026年3月期はEPSがマイナスになっており、業績の安定性については減点しました。

ただ2027年3月期第1四半期は、四輪事業の黒字転換などで大幅な増収増益となっています。Yahoo!ファイナンス

12か月の株価目安

1,900~2,100円

程度。

PBRが低いから即買いではありませんが、

業績回復が続けば評価が戻る余地

はありそうです。


10位 AGC

最後はAGCです。

10月15日の株価は、

5,468円。

配当予想210円なので、

利回りは約、

3.84%。

PBRは約0.8倍です。みんかぶ

年初来高値は8,315円だったので、現在は高値からかなり下がっています。みんかぶ

割安感は強いですが、ROEが低めで景気敏感な部分もあるので、8項目評価では上位銘柄より点数を落としました。

12か月の株価目安

5,700~6,200円

程度。

個人的には、

高配当をもらいながら業績回復を待つタイプ

の銘柄だと思っています。


どれが一番割安に見える?

今回の10銘柄を、

配当利回り+PER+PBR

だけで単純に見ると、

僕が特に気になったのは、

大和ハウス
積水ハウス
三菱HCキャピタル
INPEX
ホンダ
AGC

です。

特に、

大和ハウス
積水ハウス

は、

配当利回り4%超+PER約10倍+PBR1倍割れ

というかなり分かりやすい数字になっています。株探

一方、

ホンダやAGCはさらにPBRが低いものの、

その分、業績の不安定さもあります。

つまり、

安いのには安い理由がある

ということですね。


株価予想は当てにいかない

今回、株価の目安も出しました。

ただし、

「1年後に絶対この株価になる」

という意味ではありません。

株価は、

金利
為替
景気
原油価格
決算
政策
市場全体の地合い

などで大きく変わります。

今回の目安は、

現在のEPSやBPS、PER・PBRなどから、

「業績が大きく崩れず、評価が少し正常化した場合」

を想定した僕なりのレンジです。

なので、

株価予想よりも、

今の価格で配当をもらい続けられる会社なのか

のほうを重視したいです。


僕なら10銘柄を一気に買わない

もし僕が今回の10銘柄から高配当投資を始めるなら、

一度に全部買うより、

何回かに分けます。

今の日本株は値動きもかなり大きいです。

今日安く見えても、

翌月さらに安くなる可能性もあります。

なので、

10月
11月
12月

と少しずつ買う。

あるいは、

株価が大きく下がった日に買う。

という形でもいいと思います。

高配当株投資は、

一番安いところで買うゲームではなく、良い会社を無理のない価格で長く持つ

くらいで考えたほうが自分には合っています。


まとめ|利回りだけで高配当株を選ばない

今回、以前使った8項目をもとに、

2026年10月から高配当投資を始めるなら候補にしたい10銘柄

を選びました。

一番重視したのは、

「配当利回りが高いか」ではありません。

売上。

EPS。

利益。

財務。

キャッシュフロー。

配当実績。

配当余力。

そして配当利回り。

これらをまとめて見ることです。

そのうえで、

PERやPBRを確認し、

今の株価に割高感がない銘柄

を選びました。

今回特に気になったのは、

大和ハウスと積水ハウス。

4%を超える配当利回りがありながら、

PER約10倍、PBR1倍前後です。

もちろん、

高配当だから安全。

PBR1倍割れだから上がる。

というわけではありません。

でも、

配当を受け取りながら長く持つ

という目的なら、こうした数字を見ながら銘柄を探すのは面白いと思います。

また数か月後に同じ8項目で採点して、

順位がどう変わったのか

も比較してみたいと思います。

※本記事は2026年10月15日時点の公開情報をもとにした個人的なスクリーニングです。特定銘柄の購入を推奨するものではありません。株価・配当・業績予想は今後変更される可能性があります。投資判断はご自身で最新の決算資料等をご確認ください。

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