- 2026年8月22日
【投資の成功と失敗】セルシードで約100万円の利益で調子に乗って信用取引で56万円損した話
こんにちは。ゼロから副業ラボのたぬきんです。 今回は、これまでの投資で経験した成功と失敗について書いてみます。 ……

どうも、たぬきんです。
最近、サイバー攻撃のニュースを目にすることが本当に増えました。
その中でも気になったのが、
ニチレイへのサイバー攻撃
です。
2026年7月13日、ニチレイでシステム障害が発生し、その後の調査で同社サーバーがサイバー攻撃を受けていたことが確認されました。影響は単なる社内システムの停止にとどまらず、冷蔵倉庫の入出庫業務や冷凍食品の出荷業務にも及びました。
食品会社がサイバー攻撃を受けて、
冷凍食品が出荷できなくなる。
こう考えると、サイバーセキュリティって、
「IT企業だけが気にする話」
ではないんですよね。
食品、物流、製造業、金融、病院、行政。
今ではほぼすべての企業がシステムで動いています。
つまり、
になっています。
実際、IPAの「情報セキュリティ10大脅威2026」では、組織向け脅威の1位がランサム攻撃による被害、2位がサプライチェーンや委託先を狙った攻撃、3位には初めてAIの利用をめぐるサイバーリスクが入りました。
これは、
「セキュリティ需要がそのうち落ち着く」
というより、
企業が存在する限り必要になり続ける分野
なのでは?
と思いました。
ということで今回は、
日本のサイバーセキュリティ関連株10社
を、いつもの10項目・120点満点で評価していきます。
| 項目 | 内容 | 配点 |
|---|---|---|
| ① | 売上・収益の安定/成長 | 10 |
| ② | EPSの安定/成長 | 15 |
| ③ | 収益力 | 10 |
| ④ | 財務健全性 | 15 |
| ⑤ | CF創出力 | 10 |
| ⑥ | 配当実績 | 20 |
| ⑦ | 配当余力・配当性向 | 10 |
| ⑧ | 配当利回り | 10 |
| ⑨ | サイバーセキュリティ市場の成長性 | 10 |
| ⑩ | サイバーセキュリティ事業への直結度 | 10 |
| 合計 | 120 |
今回も、
テーマ性があるだけ
では高得点にはしていません。
業績、財務、キャッシュフロー、配当、テーマへの直結度まで含めて評価します。
| 順位 | 銘柄 | ① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | デジタルアーツ 2326 | 9 | 14 | 10 | 14 | 9 | 20 | 9 | 5 | 10 | 10 | 110 |
| 2 | トレンドマイクロ 4704 | 9 | 12 | 9 | 11 | 9 | 18 | 8 | 7 | 10 | 10 | 103 |
| 3 | ソリトンシステムズ 3040 | 9 | 13 | 8 | 13 | 8 | 18 | 8 | 7 | 10 | 9 | 103 |
| 4 | 野村総合研究所 4307 | 9 | 13 | 9 | 14 | 9 | 20 | 8 | 4 | 10 | 5 | 101 |
| 5 | IIJ 3774 | 9 | 13 | 8 | 13 | 9 | 16 | 8 | 3 | 10 | 7 | 96 |
| 6 | サイバートラスト 4498 | 9 | 13 | 9 | 14 | 9 | 10 | 9 | 3 | 10 | 9 | 95 |
| 6 | FFRIセキュリティ 3692 | 10 | 15 | 10 | 13 | 8 | 8 | 10 | 1 | 10 | 10 | 95 |
| 8 | GMOグローバルサインHD 3788 | 8 | 11 | 7 | 11 | 7 | 15 | 8 | 7 | 10 | 8 | 92 |
| 9 | ブロードバンドセキュリティ 4398 | 9 | 12 | 7 | 10 | 7 | 14 | 9 | 3 | 10 | 10 | 91 |
| 10 | 網屋 4258 | 10 | 14 | 9 | 11 | 7 | 7 | 9 | 1 | 10 | 10 | 88 |
| 銘柄 | 株価 | 100株購入額 | 買いやすさ |
|---|---|---|---|
| デジタルアーツ | 4,870円 | 約48.7万円 | ★★★ |
| トレンドマイクロ | 6,414円 | 約64.1万円 | ★★ |
| ソリトンシステムズ | 2,440円 | 約24.4万円 | ★★★★ |
| 野村総合研究所 | 5,097円 | 約51.0万円 | ★★ |
| IIJ | 3,398円 | 約34.0万円 | ★★★ |
| サイバートラスト | 1,175円 | 約11.8万円 | ★★★★★ |
| FFRIセキュリティ | 7,430円 | 約74.3万円 | ★★ |
| GMOグローバルサインHD | 2,001円 | 約20.0万円 | ★★★★ |
| ブロードバンドセキュリティ | 1,354円 | 約13.5万円 | ★★★★★ |
| 網屋 | 5,460円 | 約54.6万円 | ★★ |
※買いやすさは100株購入に必要な金額だけを基準にしたものです。会社の良し悪しを示す評価ではありません。
①9 / ②14 / ③10 / ④14 / ⑤9 / ⑥20 / ⑦9 / ⑧5 / ⑨10 / ⑩10
今回1位は、
デジタルアーツ。
Webフィルタリングやメールセキュリティなどを手掛けており、サイバーセキュリティへの直結度はかなり高いです。
特に評価したのが、
収益力の高さ。
営業利益率が非常に高く、単に売上を伸ばしているだけではなく、
しっかり利益を残せるビジネス
になっています。
さらに配当も長期的に増配傾向。
だから、
を総合すると、かなり穴が少ないです。
弱点を挙げるなら、配当利回りそのものは高配当株と呼べるほどではないところ。
それでも、
成長+高収益+配当
のバランスでは今回トップ評価です。
①9 / ②12 / ③9 / ④11 / ⑤9 / ⑥18 / ⑦8 / ⑧7 / ⑨10 / ⑩10
サイバーセキュリティ株の王道といえば、
トレンドマイクロ。
世界的にセキュリティ事業を展開していて、事業直結度はもちろん10点です。
強みは、
圧倒的な知名度と世界展開。
サイバー攻撃が増えれば、
企業向けセキュリティ需要も増えやすい。
配当実績も比較的しっかりしていて、成長テーマ株の中では株主還元も悪くありません。
一方で、
小型成長株ほど売上や利益が一気に何倍にもなるタイプではないので、EPS成長は満点にはしていません。
それでも、
安定感とテーマ性を両方取りたい人
には見やすい銘柄だと思います。
①9 / ②13 / ③8 / ④13 / ⑤8 / ⑥18 / ⑦8 / ⑧7 / ⑨10 / ⑩9
今回かなり面白いと思ったのが、
ソリトンシステムズ。
認証、端末管理、ネットワークセキュリティなど、企業向けセキュリティとの関係が深い会社です。
デジタルアーツやトレンドマイクロほど知名度は高くありませんが、
業績・配当・買いやすさのバランス
がかなりいいです。
特に100株約24万円程度なので、
上位3社の中では比較的手を出しやすい。
配当実績も評価できるので、
成長テーマ株だけど配当もほしい
という人には見やすいと思います。
①9 / ②13 / ③9 / ④14 / ⑤9 / ⑥20 / ⑦8 / ⑧4 / ⑨10 / ⑩5
NRIは、
「サイバーセキュリティ株なの?」
と思う人もいるかもしれません。
実際、サイバーセキュリティ専業ではありません。
そのため、
⑩事業直結度は5点
に抑えています。
ただし、
NRIセキュアテクノロジーズを通じて、セキュリティコンサル、SOC、監視、MDRなどを本格的に展開しています。
NRIの強みは、
会社全体の安定性。
はかなり優秀です。
つまり、
純粋なテーマ株というより、大型安定株の中でサイバー需要も取り込める銘柄
という見方です。
①9 / ②13 / ③8 / ④13 / ⑤9 / ⑥16 / ⑦8 / ⑧3 / ⑨10 / ⑩7
IIJは、
ネットワークやクラウド、セキュリティをまとめて提供できるのが強みです。
企業にとって、
通信とセキュリティは切り離しにくい分野。
だから、
企業ITインフラ全体の成長を取り込める
ところが魅力です。
セキュリティ専業ではないので⑩は7点。
一方で、
売上、EPS、財務、CFは比較的安定しています。
配当利回りはそこまで高くないため⑧は3点。
大型株の安定感を取りたい人向けですね。
①9 / ②13 / ③9 / ④14 / ⑤9 / ⑥10 / ⑦9 / ⑧3 / ⑨10 / ⑩9
サイバートラストは、
電子認証、PKI、デジタルトラストなど、
今後さらに重要になりそうな分野に強い会社です。
特に評価したのが、
財務健全性と成長性。
まだ配当実績は長くないので⑥は10点に抑えています。
ただし、
テーマ性はかなり高い。
さらに100株約12万円程度と、
今回の上位銘柄ではかなり買いやすいです。
成長テーマ+買いやすさ
で見るなら、かなり気になる存在です。
①10 / ②15 / ③10 / ④13 / ⑤8 / ⑥8 / ⑦10 / ⑧1 / ⑨10 / ⑩10
今回の10社の中で、
成長性だけならトップクラス
なのがFFRIセキュリティです。
サイバーセキュリティ専業に近く、事業直結度は10点。
さらに、
売上、EPS、収益力も満点評価です。
ではなぜ6位なのか。
答えは、
配当です。
今回の評価では、
⑥配当実績が20点あります。
FFRIは、
高配当株として見る会社ではありません。
そのため、
成長性はものすごく強いのに、
配当項目で点数を落とします。
つまり、
高配当株としては弱い。
成長テーマ株としてはかなり強い。
という銘柄です。
①8 / ②11 / ③7 / ④11 / ⑤7 / ⑥15 / ⑦8 / ⑧7 / ⑨10 / ⑩8
GMOグローバルサインHDは、
認証局を中心に、
クラウドや電子契約、セキュリティ関連サービスを展開しています。
サイバーセキュリティ専業というより、
デジタルトラスト関連
として見る方が分かりやすいです。
強みは、
配当とのバランス。
サイバーセキュリティ系成長株の中では、比較的配当も狙いやすい。
一方で、
純粋なセキュリティ専業と比べると事業直結度は少し下げています。
①9 / ②12 / ③7 / ④10 / ⑤7 / ⑥14 / ⑦9 / ⑧3 / ⑨10 / ⑩10
名前からして分かりやすいですね。
ブロードバンドセキュリティ。
脆弱性診断、SOC、セキュリティ監査など、
企業向けサイバーセキュリティにかなり直結しています。
そのため、
⑨市場成長性10点、⑩事業直結度10点。
さらに100株約13万円台と買いやすい。
ただし、
大型株ほど財務やCFに厚みがあるわけではないため、
④財務、⑤CFは控えめにしています。
小型株らしい成長性を狙うタイプですね。
①10 / ②14 / ③9 / ④11 / ⑤7 / ⑥7 / ⑦9 / ⑧1 / ⑨10 / ⑩10
10位は網屋です。
ただ、
10位=弱い会社
ではありません。
むしろ、
成長性だけならかなり強いです。
SASE、SIEM、SOC、EDR、脆弱性診断など、
サイバーセキュリティのど真ん中。
売上成長も評価できるので、
①10点、②14点、⑩10点。
一方で、
配当実績と配当利回りが弱い。
さらに成長期待が株価にかなり織り込まれているため、
割高感には注意したいです。
つまり、
業績は強いけど、株価もかなり期待されている銘柄
という見方です。
今回10社を見て、
僕が特に気になったのは、
デジタルアーツ
ソリトンシステムズ
FFRIセキュリティ
サイバートラスト
の4社です。
それぞれ性格が違います。
デジタルアーツ
→ 高収益・増配・テーマ直結のバランス型
ソリトンシステムズ
→ 業績・配当・買いやすさのバランス型
FFRIセキュリティ
→ 配当より成長性を取りにいくテーマ株型
サイバートラスト
→ 認証・デジタルトラスト+買いやすさ
同じサイバーセキュリティ株でも、
何を重視するかで選び方はかなり変わります。
今回のニチレイの件を見ると分かりやすいです。
サイバー攻撃によって、
食品の出荷まで止まりました。
つまり、
サイバーセキュリティへの投資は、
売上を増やすためだけの投資ではなく、
になりつつあります。
IPAの2026年版でも、ランサム攻撃やサプライチェーン攻撃が引き続き上位で、AIをめぐるサイバーリスクも初めて3位に入りました。
AIが進化すれば、
守る側のAIも進化します。
でも、
攻撃する側もAIを使えるようになります。
だから、
「セキュリティ技術が進歩すれば攻撃はなくなる」
というより、
攻撃と防御のいたちごっこが高度化する
可能性の方が高いと思っています。
これは関連企業にとって、
かなり長期のテーマになりそうです。
ここはかなり大事です。
テーマが伸びるからといって、
関連株すべてが上がるわけではありません。
売上が増えても、
利益が出なければ意味がない。
利益が伸びても、
株価が高すぎれば投資リターンは悪くなるかもしれません。
さらに競争が激しくなれば、
利益率が低下する可能性もあります。
だから今回も、
テーマ性だけではなく、業績・財務・配当・CF・株価まで見る
という基準にしています。
今回改めて調べてみて、
一番感じたのは、
サイバーセキュリティはもうIT業界だけの話ではない
ということです。
サイバー攻撃を受ければ、
工場が止まる。
物流が止まる。
商品が出荷できなくなる。
個人情報が流出する。
そして、
企業業績に直接影響します。
実際、ニチレイでもサイバー攻撃によって入出庫や冷凍食品の出荷業務に影響が出ました。
そう考えると、
サイバーセキュリティは、
単なる成長テーマというより、
企業活動を維持するための社会インフラ
に近づいているのかもしれません。
今回の120点評価では、
1位 デジタルアーツ 110点
2位 トレンドマイクロ 103点
3位 ソリトンシステムズ 103点
となりました。
ただし、
成長性を重視するならFFRI。
買いやすさならサイバートラストやブロードバンドセキュリティ。
大型株の安定性ならNRIやIIJ。
というように、
何を重視するかで見る銘柄はかなり変わります。
僕自身も、
「サイバー攻撃のニュースが増えているから買う」
ではなく、
その会社が本当に利益を伸ばせるのか
まで見ながら追っていきたいと思います。
※本記事は特定銘柄の売買を推奨するものではありません。点数は独自基準による評価であり、将来の株価上昇や利益を保証するものではありません。
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